小さな島が困惑
多良間島は宮古島の西約70キロに位置する、人口1000人ほどの島だ。宮古島とは1日1往復のフェリー(所要2時間)と、1日2往復(所要時間25分)の50人乗りプロペラ機で結ばれるのみで、住民の移動手段は限られている。
こうしたなかで、今年1月から2月にかけ、「飛行機の満席が続き予約できない」という事態が起こっている。JALのホームページで確認すると、2月に空席があるのはほんの数日だ。その理由のひとつが、「修行」目的の搭乗客増加だとみられている。
1月31日に宮古―多良間を利用した多良間村民に話を聞いた。
「機内はほぼ満席だったが、多良間空港到着後に空港から出た客は半数にも満たなかった」「受験シーズンにもなるので心配だ」
多良間村役場・総務財政課長の仲間智也さんは、冬場は海が荒れ船の欠航が相次ぐこともあるため、航空便は通年で安定的に住民が利用できるようにしてほしいと話した。特に通院で移動したい利用者が困っているという。
1日1往復の船で移動しようとすると、本来不要な宿泊が発生してしまう。














