■自衛隊に災害派遣を要請 支援物資を渡す姿も
不安な一夜を過ごす中、雪をものともせずやってきたのはバギーでした。民間の支援団体が国交省などからの要請を受け、支援物資を届けて回りました。

日本笑顔プロジェクト 坂本海斗さん
「(食料など)支援物資を配ったりとか燃料、ガソリンや軽油だったりとか、あとは体調が悪くないか聞き取りをしながら活動を1日していた」
そして一夜明けた20日朝、車の立ち往生はまだ続いていました。
立ち往生する運転手
「タイヤが浮いてチェーンがきかない。スコップでやってもデコボコなのですぐ停まっちゃう」
チェーンを装着していても進めなくなったといいます。複数の自衛隊員が押しても車は動きませんでした。新潟県は20日午前5時すぎ、自衛隊に災害派遣を要請。隊員たちは地面に這いつくばった状態で車の下にある雪をかきだします。

ドライバーに支援物資を渡す女性と子供
「家が最寄りなので、何か助けになれることがあったらと思ってカイロと野菜ジュースを配っています」
「(Q.配ってどうだった?)なんかすごく喜んでた」
支援物資を受け取ったドライバー
「普通に嬉しいです。もうガソリンもないので、暖房もずっとつけていられないので助かりますね。(Q.夜中はどう過ごした?)夜中はたまに動くので30分に1回ぐらい起きて、前、確認して空いていればちょっと前に出る感じで」
柏崎市内では最大およそ800台の車が立ち往生などしました。














