地域の資源を有効活用した新商品が生まれました。山口市の道の駅と酒造会社が、酒かすを使ったパンを開発し、30日にお披露目会が開かれました。

道の駅きららあじすで、直営のパン工房きららベーカリーと、山口市徳地の新谷(しんたに)酒造が開発したものです。新谷酒造の純米大吟醸「わかむすめ燕子花(かきつばた)」の酒かすを生地に練り込んだ食パンとマフィンです。

食パンはプレーンとレーズンの2種類で、ほのかに広がる酒かすの香りと、しっとりした食感が特徴です。マフィンは酒かすをたっぷり加え、独特の香りが楽しめます。

試食した人
「やわらかくてしっとりとして食べやすい」
試食した別の人
「ふんわり酒かすが香って、すごくしっとりしておいしいです」

道の駅の担当者が日本酒を仕入れたいと、新谷酒造を訪れたことがきっかけで、廃棄されていた酒かすに着目。酒かすの割合など試行錯誤を重ね、2年かけて商品化しました。

新谷酒造 杜氏 新谷文子さん
「本来なら産業廃棄物となる酒かすが、このようにおいしい食パンやマフィンになったこと、とてもうれしく思っています」
きららベーカリー 製造担当・徳本晃江さん
「食パンっていう日常の定番のパンになりますので、皆さんが朝食とかに食べたいなと思っていただけるパンになればと思っています」

きららベーカリーで2月1日11時から販売を開始し、初日はそれぞれ20個用意する予定です。道の駅では今後も、酒かすを使った新商品を開発したいとしています。