新型コロナの急速な感染拡大に見舞われている中国ですが、これまでの厳しい移動制限などを伴うゼロコロナ政策について中国政府は「最小の代価で最も良い結果を実現した」と自画自賛しました。
ロイター通信によりますと、アメリカ国務省のプライス報道官は19日、中国で新型コロナの感染者が急増していることについて「中国の経済規模を考えると世界にとって懸念事項だ。中国が現在の感染状況に適切に対処することを望む」と述べました。
これに対し、中国外務省の毛寧報道官は、20日の記者会見で「この3年間のゼロコロナ政策によってワクチンや治療薬の開発、国民のワクチン接種率向上のために貴重な時間を稼いだのは事実だ」と、その正当性を強調したうえで次のように自画自賛しました。
中国外務省 毛寧報道官
「中国の新型コロナ対策は最大限に人民の生命の安全と健康を守り、最小の代価で、最も良い結果を実現する目標を達成した」
また、中国での感染拡大により新たな変異株の誕生などが懸念されていることについては「中国共産党の強い指導や成熟した医療手段によって私たちは必ず、コロナ禍のピークを平穏に乗り越えることができる」と強調しました。
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