今回の衆院選で問われる大きなテーマの一つが、私たちの暮らしを直撃し続ける「物価高対策」です。

何度も押し寄せる値上げの波に、消費者も販売側も疲弊しています。先の見えない状況に、果たして政治はどんな答えを出してくれるのでしょうか。

「売値は上げられない」チョコ価格は2年前の3~4倍に

富士宮市の洋菓子店「sweetee」。ガーナなどアフリカ産の味に深みのあるカカオを使ったチョコレートがお店の売りです。

sweetee 高野順弘オーナーシェフ
「チョコレートはバレンタイン時期にとっては人気の商品なので欠かせない」

店では1か月に約15キロのチョコレートを仕入れていますが、近年は円安を背景とした物価高の波に飲み込まれています。

<sweetee 高野オーナーシェフ>
「チョコレートの価格は2年前と比べると3倍から4倍くらいに上がってます。洋菓子屋は輸入物が多いので、ユーロが高いと材料に値段が影響する。材料があがったから、売値を上げるというのは難しい」

円相場の不安定さは店の経営に直結するため、為替を背景にした物価高を何とかしてほしいと国の政策に関心を寄せています。