逃亡生活の末、奄美大島で逮捕された日本最大の風俗スカウトグループトップの男。男が何度も通った飲食店の従業員が取材に応じ、潜伏先での様子を証言しました。

風俗スカウトグループ「ナチュラル」の会長・小畑寛昭容疑者(40)。女性の風俗店への違法スカウト行為を黙認してもらう代わりに、暴力団側にみかじめ料を渡した疑いで手配され、おととい、潜伏先の鹿児島県奄美大島で逮捕されました。

警視庁が1年にわたって行方を捜していた小畑容疑者。去年12月下旬には奄美大島に滞在していたことが確認されていて、島内のホテルを偽名で予約していたこともわかりました。

いったい、なぜこの島を選んだのか。ヒントとなるキーワードが「サーフィン」です。

捜査関係者
「小畑容疑者はサーフィン好きとの情報がある」

年間を通してサーフィンが楽しめる「サーフィンの聖地」として知られる奄美大島で、潜伏生活中も趣味を楽しんでいたのでしょうか。

島で取材を進めると、小畑容疑者が通っていた飲食店がわかりました。

小畑容疑者が訪れていた飲食店の従業員
「帽子とひげをはやしていた。穏やかな感じの人でした」

いつも入り口近くの席に座り、2日おきの頻度で来店していたという小畑容疑者。スマートフォン2台を机に置きながらイヤホンをつけて、常に誰かと電話をしていたことが印象に残っているといいます。

小畑容疑者が訪れていた飲食店の従業員
「何か指示してるような、『お願いね』とか何か言いながら」

潜伏中も配下のメンバーと連絡を取り合っていたのでしょうか。

しかし、全国に指名手配された先週水曜日ごろを境に、小畑容疑者は店に来なくなったといいます。

小畑容疑者が訪れていた飲食店の従業員
「(Q.最後に来たのは?)5日ほど前ですかね。そのときにお金はなくて忘れて、30分後に持ってきました。少し多めに1000円ぐらい置いていった」

小畑容疑者をめぐっては、関西の海沿いのホテルでも似た人物が宿泊していたという情報が警視庁に寄せられているということで、警視庁は小畑容疑者の潜伏中の足取りを調べています。