去年秋から雨が少ない状態が続きダムの貯水量が低下しています。福岡県の筑後川流域では29日から取水制限を強化することが決まりました。

28日午後、福岡市で開かれた「筑後川水系渇水調整連絡会」には国や自治体の関係者などおよそ50人が参加しました。

筑後川流域では、去年9月以降、月間降水量が5か月連続で平年を下回り、1月15日から取水制限を実施しています。

1月も雨が少ない状態が続き、筑後川水系の主要な6つのダムの合計貯水量は、満水時の2割程度となっています。

このため29日から、福岡地区への供給については、これまでの15%から30%に、福岡県南部と佐賀県東部への供給については3%から5%に制限率を引き上げます。

九州地方整備局・河川環境課 小野英一建設専門官
「筑後川の水を使われている方が350万人います。歯磨きをしている間に5秒くらい水が出ているのを蛇口を絞っていただけると3500トンほど節水が図られる」

今後も雨が少ない状態が続けば市民生活に影響が出るおそれがあることから、国の担当者は「小さなことから節水を心がけてほしい」と呼びかけています。