新型コロナ対策の助成金をだまし取ったとして、仙台のイベント企画会社の代表の男が逮捕された事件についてです。男は、雇用していない人物を従業員と偽って申請し助成金を得ていたと見られることが新たに分かりました。

仙台のイベント企画会社「こども応援団」の代表・茂木秀樹容疑者(50)は2021年、宮城労働局に虚偽の申請をして新型コロナ対策の助成金約2200万円をだまし取った疑いがもたれています。取り調べに対し茂木容疑者は「不正受給はしていない」などと容疑を否認していますが、宮城労働局によりますと、「こども応援団」では、あわせて約2億1600万円の不正受給が確認されているということです。雇用していない人物を従業員と偽るなどして助成金を申請していたということです。

茂木容疑者はほかに、仙台の旅行会社「ハローワールド」と一般社団法人「宮城復興支援センター」の代表も務めています。小学生向けの英語キャンプを全国で企画していましたが、イベントが中止となった後も保護者に返金せず、全国で被害を訴える声が相次いでいます。関係者は、保護者があきらめるのを待つことが日常茶飯事だったと明かします。
茂木容疑者の元部下:
「問い合わせがかかってくるんですけど、それで返金しますねということで、手続きはするんですが、実際にどんどん延々と先延ばしにして、いつまでも払わないっていうのが彼のスタイルでした。そのうちにだんだん自然消滅。つまり、お客様の方から諦めちゃうことを語っていらっしゃるんですよ」

警察は、「こども応援団」の金の管理について調べるとともに、英語キャンプの返金トラブルについても調べを進めたい考えです。英語キャンプの未返金を巡っては、日本旅行業協会が実施した弁済の申請に、全国から1544件、総額5159万円の申し込みが寄せられています。上限は1100万円のため、全額の弁済は難しく、分割した金額を2月末申請した保護者らに還付する見通しだということです。















