山陰海岸ジオパークの世界ジオパーク再認定について、ユネスコは2年間の条件付き再認定としました。

京都府、兵庫県、鳥取県にまたがる山陰海岸ジオパークは、2010年に世界ジオパークに認定され、4年に一度の再認定審査を、これまで2回パスしてきました。

3度目の再認定審査は、10月に審査員が現地を視察するなどして進めていました。審査の詳細は来年春頃に公表される見込みですが、条件付き再認定は、再び4年後に再審査を受けるグリーンカードの再認定と違い、2年後に再認定を受けるイエローカードとなります。

3府県の知事は連名で、「現時点では条件付きとなった理由は明らかではありませんが、後日通知される指摘事項を踏まえ、3府県で緊密に連携しながら、2年後の審査で再認定を得るため全力をあげてまいります」と、コメントしています。