今年の春闘が事実上スタートしました。物価上昇を上回る賃上げがついに実現するのかが焦点です。
けさ行われた経団連と連合のトップ会談。
連合 芳野友子 会長
「二度とデフレマインドに戻さない。ノーモア・デフレマインドを労使の共通言語にしていきたい」
賃上げの流れをさらに定着させていくことで一致。連合は、全体で3年連続で5%以上の賃上げを目標に掲げます。
経団連 筒井義信 会長
「連合も経団連も実質賃金を上げるという究極の目標がある」
ただ、問題は「物価高」です。去年、およそ34年ぶりの高い水準の賃上げ率が実現するなど、賃上げはここ数年、加速。にもかかわらず、物価の上昇が続いてきたことで、実際の消費に使える「実質賃金」は、直近でも11か月連続でマイナスが続いているのです。これからどうなるのか?
第一生命経済研究所 シニアエグゼクティブエコノミスト 新家義貴 氏
「25年は米価格の上昇もあったが、おそらく伸びは鈍化してくる。26年度の実質賃金がプラスになり、それが年内継続するというのも可能性としては十分ある」
その一方で、マイナスが続く可能性もあると指摘します。
第一生命経済研究所 シニアエグゼクティブエコノミスト 新家義貴 氏
「円安による物価上振れリスクが勢いを増している。物価(上昇)が思うように鈍化せずというリスクも十分考えられる」
賃上げがどこまで実感できるのか?今年も為替と物価の動向がカギになりそうです。
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