水津邦治アナウンサー「前回の総選挙からおよそ1年3か月、まもなく衆議院が解散されます。真冬の選挙戦に向けて、県内の国会議員たちも臨戦態勢です」
午後1時の衆議院本会議。紫のふくさに包まれた解散詔書の写しが木原官房長官によって、運ばれました。そして、額賀議長がそれを朗読します。
額賀福志郎衆院議長「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」
通常国会が召集された23日、衆議院が解散されました。政府はその後の臨時閣議で、27日公示、2月8日投開票の日程で総選挙を行うことを決めました。副議長として、初めて解散を迎えた玄葉光一郎さんは…。
中道・玄葉光一郎衆院副議長「解散自体は私は残念ですね。もっと仕事をしてほしかった。政治空白がそのたびにできますので、ただ受けて立つしかありません」
解散から投開票までが16日間と戦後最短となる選挙戦が事実上、始まりました。福島県内選出の国会議員は…。
自民・坂本竜太郎氏「常在戦場、我らが宿命が現実のものになりました。東日本大震災を経験した私達だからこそ命を守っていく、この国を守っていく体制作りに向け、しっかりと邁進していきたいと思う」
中道・斎藤裕喜氏「これから3月11日を、15年目を迎えることになるが、本来であれば復興の姿や今までの歩みを全国各地に知っていただく本当に重要なこの時期。私は(解散の)大義は、福島の国会議員としてはそんなに感じられなかった」
通常国会の冒頭で、解散されるのは60年ぶり。このタイミングに、与党の議員は…。
自民・根本拓氏「突然の解散だったので驚きはありましたし、正直まだまだやりたいことはたくさんあったという気持ちもあります。この解散というは政権運営が難しかったなかでしっかりと高市政権への信任をいただいて、物価高対策や経済の成長を重視する高市政権の政策をスピーディーに強力に進めるための解散だと思っている」
一方の野党側は、予算審議への影響を指摘します。
中道・金子恵美氏「憤りさえ感じている状況ですね。この時期になぜ解散なのか、次年度の予算の成立に向けてしっかりと議論をしなくてはいけない重要な時期に冒頭解散ですから。これは国民のみなさんに本当に申し訳ない」
また、真冬の選挙となる今回の衆院選。豪雪地帯では、ポスターの看板を減らすなど、影響も出ています。会津地方を含む選挙区の国会議員からは、懸念の声も聞かれました。
中道・小熊慎司氏「物理的に候補者とどう接触するか、接するかという意味では、雪国は制約を受けていますので、民主主義の原則として一人一人平等だという意味では雪国とそうじゃない地域の格差が出た」
まさに、異例づくしの衆議院選挙。真冬の超短期決戦の中で、いかにして自らの政策や主張を有権者に伝えられるのか。与野党双方が、問われることになりそうです。














