1月25日、高知市の「大旺新洋おまち多目的広場」で、「高知家うまいものフェスタ」が開かれます。「高知家のうまいもの大賞」の10周年を記念して開かれるイベントで、過去に「うまいもの大賞」を受賞した商品が並びます。その中から今回は、2023年と2024年に大賞を受賞した“うまいもの”を紹介します。
「高知家のうまいもの大賞」は、全国の舞台でも勝負できる高知県産品を発掘しようと、高知県が2016年から開いているコンクールです。お土産や、贈り物、酒のおつまみなど、高知県内の事業者が腕によりをかけた「高知のうまいもの」の中から、グランプリである「大賞」が決まります。その「高知家のうまいもの大賞」10周年を記念して開かれるイベント「高知家うまいものフェスタ」では、過去に大賞を受賞した商品が集まります。22日は、高知ならでは「ぬた」と「生姜とうふ」です。
2023年(第7回)大賞「かつおに合う葉にんにくぬた」

この年、受賞したのは高知県民にはなじみ深い、「葉にんにくぬた」です。製造しているのは須崎市にあるアースエイド。素材の鮮度にこだわった商品製造を心がけているため畑と5分以内の距離にある住宅を事務所兼工場としています。

(アースエイド代表取締役 嶋崎裕也さん)
「高知県の『土佐ぬた』といわれる酢味噌にニンニクの葉を混ぜた伝統調味料、それとはまた違う商品で、ひとことで言うと『洋風のぬた』。ジェノベーゼというオリーブオイルで作るバジルペーストがあるんですが、そのバジルをニンニクの葉に置き換えたような、そういったおしゃれなソースのようなもの」
今や看板商品になっているこのぬた、実は、県外での商談でよくかけられた、こんな言葉が開発のきっかけでした。
(アースエイド代表 嶋崎裕也さん)
「カツオの県から商談に来ているので、さぞかし葉ニンニクのぬたというものはカツオにも合うんでしょうねと…。残念ながら酢味噌のぬたはカツオに合わない。なんとかならないかと考えたときに、カツオとニンニクは合うじゃないですか、高知の特徴的な食べ方。カツオや一般的な魚はカルパッチョソース、オリーブオイルなんかも合う…ということでカツオに合うように、マイルドなニンニクテイストの葉ニンニクとニンニクと、あとオリーブオイルとポン酢とナッツ類が味がリッチになるので、それを混ぜて作ったらすごく合うんじゃないかということで試作を作ってみたら、とっても相性が良かったので『これはいけるぞ!』となった」
将来的には海外展開も考えているとのこと。高知ならではの「ぬた」が世界で愛されるタレになるかもしれません。

2024年(第8回)大賞「高知の生姜とうふ」

受賞した企業は「高橋豆腐」。豆腐の製造だけでなく工場の隣に店舗を構えて自慢の豆腐を使った絶品の肉吸いも販売しています。2024年のうまいもの大賞で最優秀賞を受賞したのがこちらの「高知の生姜とうふ」です。
(高橋豆腐 高橋達巳 代表取締役社長)
「高知産の生姜と室戸のにがりを使い、全面に高知産を押し出したうえに、さらに生姜のパンチを生かすようにした。生姜とうふと言ってもちょっと生姜があるというわけでなく、ガッツリと生姜を入れた商品です。味に対してのこだわりというのは、国産の豆乳が濃いと生姜が負けてしまう。お互いが味を生かせるように、そのバランスをすごく苦労して作り上げました」
開発のきっかけとなったのは大打撃を受けたというコロナ禍。ステイホームで飲食店におろせなくなったことから生姜農家と手を取り合ったといいます。

(高橋豆腐 高橋達巳 代表取締役社長)
「生姜農家が販売に困っていた。一緒に豆腐として売ったらどうかなというところから商品開発がスタートした。生姜農家はもっとガツガツ生姜を出したいという気持ちがあり、いろいろなアイデアもいただいたんですけど、世の中に出して皆様に受け入れられる商品にしていくのは、それは私たちの仕事になるので、全面に任せて信じてくれという気持ちで開発した」
こうして出来上がった生姜とうふ。そのまま食べてもおいしいのはもちろんサラダや味噌汁などアレンジ性も抜群です。

(高橋豆腐 高橋達巳 代表取締役社長)
「豆腐好きの人、生姜好きの人に食べてほしいが、それとは逆に豆腐が苦手、生姜が苦手という人にもしっかりとした、スイーツにも近い甘い豆腐になっているので、ぜひ手にとって食べてほしいと思っています」
25日に開かれる「高知家うまいものフェスタ」は、10周年を記念して、過去に大賞・新商品賞を受賞した商品など、これからの高知の“顔”となる商品が集まります。














