法廷で明らかになった山上被告の“壮絶な過去”

“宗教2世としての生い立ち”の評価も争点となった今回の裁判。法廷で明らかになったのは、旧統一教会をめぐり、家庭が崩壊していった壮絶な過去でした。

山上被告が4歳の時、父親が自殺。また、兄には重い病気がありました。

旧統一教会に入信した母親は、勧められるままに献金を続け、その総額は約1億円にのぼったといいます。

山上被告の母
「夫の自殺や長男の手術で非常に心を痛めておりました。(教団から)献金をしませんかということで、(献金)しました」

さらに、2015年には人生を悲観した兄が自ら命を絶ちました。

山上被告の妹
「警察署で長男の遺品を渡されたとき、徹也は声を上げて泣いていました。長男の遺体から一晩中離れず、『俺のせい』と辛そうでした」

その後、安倍元総理が教団の関連団体へ寄せた、ビデオメッセージなどをきっかけに銃撃を決意したといいます。

山上被告
「(旧)統一教会に一矢報いるというか、打撃を与えることが自分の人生の意味だと思いました」