3人が乗って行方を絶ち、熊本・阿蘇中岳の火口の内側で見つかった遊覧ヘリ。
捜索活動にあたる消防隊員は、火口での作業を「未知数」と話します。「火口」とは一体どのようなものなのか、火山の専門家に話を聞きました。
北側は「切り立った崖でかなり怖い」

大破した機体が見つかったのは、火口の内側、中岳第一火口の北東側の火口壁です。
この現場について、研究のため火口のすぐ近くまで度々行くという京都大学の大倉教授に話を聞きました。

京都大学火山研究センター 大倉敬宏教授「火口内の北側は切り立っている火口壁です。切り立った崖でかなり怖いです」
南側に比べて「北側の火口壁」は急斜面となっていて、近年の噴火の影響もあって崩れやすいと大倉教授は指摘します。
大倉教授「2021年10月の水蒸気噴火の噴出物。土砂、泥などが火口壁にべったりと貼り付いていて、雨で崩れている。急峻なうえに脆い(もろい)」

専門家が過酷と明かす火口内の足場。加えて心配なのが火山ガスです。














