19日午後、大阪市浪速区の市営住宅の一室で、高齢の男性が床の上で倒れ死亡しているのが見つかった事件で、警察は殺人容疑で20歳の無職の男を逮捕しました。

男は逃走中に被害者宅に入り、騒がれたことがきっかけとみられます。

殺人の疑いで逮捕されたのは、神戸市兵庫区の無職、河田悠愛容疑者(20)です。

 警察によりますと、河田容疑者は今月19日、大阪市浪速区の市営住宅の一室で、住人の海本徳根さん(86)の首を絞めるなどして殺害した疑いがもたれています。

事件の発覚は、容疑者からの通報でした。

 19日、河田容疑者は自ら「他人の家に入ったら高齢の男性が死んでいた」と110番通報していて、警察はまず住居侵入の疑いで現行犯逮捕していました。

 その後、「薬物売買でトラブルとなった相手から追われて逃げ込んだ。住人が怒ってもみ合いとなり殴ったり蹴ったり首を絞めた」と話していたことから、警察は死亡との関連も調べていました。

 調べに対し河田容疑者は「殺意をもって、というところは理解できない」と容疑を一部否認しています。

 また一連の経緯について、「売人から追われて、被害者の家に入り、被害者が騒いだりしたので、それを止めようとした行為」と供述しているということです。