沖縄市の運送会社に刃物を持って押し入り、現金約1660万円を奪ったとして強盗などの罪に問われている男の裁判で、那覇地裁沖縄支部は20日、男に拘禁刑4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

この裁判は、うるま市高江洲の無職・德田榮被告(71)が去年10月、以前社長を務めていた運送会社に刃物を持って押し入り、従業員を脅迫して現金約1660万円を引き出させて奪ったとして、強盗などの罪に問われているものです。

事件現場(去年10月撮影)


これまでの裁判で、德田被告は脅迫や金銭を要求する発言はしていないと起訴内容を一部否認し、検察側は拘禁刑6年を求刑していました。

那覇地裁沖縄支部の法廷(20日)

判決で那覇地裁沖縄支部の宇根忠明裁判長は、被告人の供述は事実を説明できてないとし、脅迫された従業員2人の証言には信用性があると認定しました。

そのうえで、「凶器を示したうえで「全員殺す」と強い言葉を使う犯行態様は、従業員に大きな恐怖心を与え相当悪質である」と述べ、被告に拘禁刑4年6か月の実刑判決を言い渡しました。