厳しい寒さを利用した郷土食です。
真冬の乾いた風を利用して作る「干し餅」づくりが、青森県五所川原市で最盛期を迎えています。

冬の乾いた風が通り抜ける乾燥小屋で、カーテンのように吊るして寒風にさらす干し餅作りが最盛期を迎えています。

五所川原市俵元地区の農家・兼成健逸さんは、2025年11月下旬から60俵のモチ米を原料に干し餅を作っています。

ついておいた餅のブロックを専用の機械を使って1cmほどの厚さにカットして、ひもで編み込んでから一昼夜水に浸します。

そして、凍った餅を寒風が通る小屋で2週間ほど乾燥させますが、今シーズンは寒気が相次いで入っているため、干し餅作りには最適の環境となっているということです。

干し餅生産者 兼成健逸さん
「干し餅は、凍ってとけてを繰り返し、すばらしく良いモチになっていると思う。最高の仕上がり」

俵元地区では、干し餅を作る農家は最盛期には25軒ありましたが、今では4軒に減っています。

兼成さんたちが守る津軽伝統の郷土食「干し餅」作りは、3月上旬まで続きます。