およそ6年にわって多くの人に覚醒剤を譲り渡したとして起訴されている男の裁判員裁判が宮崎地裁で開かれ、検察は男に対し、懲役15年などを求刑しました。

起訴されているのは、西都市の無職、寳滿 敦 被告(47歳)です。

起訴状などよりますと、寳滿被告は、2016年から2022年にかけて、覚醒剤を多くの人に有償で譲り渡したとして麻薬特例法違反などの罪に問われています。

宮崎地裁で開かれた20日の公判で、検察は「20人以上の顧客に繰り返し覚醒剤を密売し、1億円以上の収益を得ており、きわめて悪質」などとして、懲役15年と罰金600万円などを求刑。

一方、弁護側は「組織的犯行ではなく、顧客も知人などと限られている。経済的制裁も受けている」などとして、懲役8年、罰金150万円が相当と主張しました。

裁判は、20日結審し、判決は今月29日に言い渡されます。