18日夜、札幌市の路面電車が信号を見誤り、赤信号のまま交差点を通過しました。人や車との衝突はなく、乗客にけがはありません。

路面電車を運行する札幌市交通事業振興公社によりますと、18日午後9時50分ごろ、札幌市中央区南19条西14丁目のロープウェイ入口停留場を発車した内回りの電車が、進行方向の信号が赤であるにもかかわらず、そのまま交差点に進入し通過しました。

現場を目撃した人から通報を受けた警察が公社に連絡し、公社がドライブレコーダーで信号無視を確認しました。

歩行者や車との衝突はなく、乗客4人にけがはありません。

この車両の50代の男性運転士は、交差点を通過後に信号無視に気付いたということですが、そのまま運行を続け、次の停留場の電車事業所で乗務を交代しました。

男性運転士は、警察から連絡があるまで、公社に報告していませんでした。

公社の聴き取りに対し、この男性運転士は、交差する道路側の青信号を、進行方向の信号と見誤ったと説明しているということで、アルコールや薬の影響はないということです。

男性運転士は9年2か月のキャリアで、公社は運転士を業務から外し、指導教育を行っているということです。

札幌市交通事業振興公社の中田雅幸理事長は、「乗客と地域の皆様にご心配とご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。指導教育の徹底を図り、再発防止に全社をあげて取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

公社によりますと、2年前にも別の運転士が信号を誤認するミスがあったということです。