ことし1月、北海道内に住む60代の女性に対し、SNSでウソのメッセージを送り、600万円をだまし取ろうとした24歳と31歳の男2人が逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、千葉県の自称会社員、亀山修誠容疑者24歳と神奈川県に住む中国籍の無職、ワン ジンヴォ31歳です。

警察によりますと、2人は氏名不詳者らと共謀し、1月14日ごろから18日までの間、空知地方に住む60代の女性にSNSで「600万円を追加投資すれば総資金が増加する」などとウソのメッセージを送り、投資会社のスタッフを装って女性の元を訪れ、現金600万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

女性は去年10月に「前澤友作氏が株を配る」というSNSの投稿を見てメッセージを送信したことをきっかけに、前澤友作を名乗る者らとのメッセージを交わすようになったということです。

女性は、アシスタントを名乗る者から「600万円を追加投資すれば総資金が増加する」などと促され、話を信じ込んだ女性は現金600万円を用意していたところ、別の詐欺事件を捜査していた警察が、この女性が狙われていることに気付きました。

詐欺未遂容疑で亀山修誠容疑者とワンジンヴォ容疑者を逮捕した札幌厚別警察署

警察は、女性に『だまされたふり作戦』への協力を依頼し、亀山容疑者が女性宅を訪れ金をだまし取ろうとしたところで踏み込み、亀山容疑者をその場で逮捕しました。

また、警察は、付近をウロウロするなど不審な動きをしていたワン容疑者からも事情を聴き、詐欺事件への関与をほのめかしたため、緊急逮捕しました。

取り調べに対し、亀山容疑者は「事実に間違いはありません。お金に困っていたため詐欺をやった」などと話し容疑を認めています。

一方、ワン容疑者は「指示されて荷物を受け取りに来たのは事実だが、荷物が金だとは思っていなかった」などと容疑を否認しています。

亀山容疑者は当時、スーツ姿でデタラメな投資会社の社員証を身に着けていたということです。

警察は、2人は闇バイトで集められた詐欺グループの受け子とみて、指示役など詐欺グループの全容解明を進めています。