2021年東京オリンピック・自転車競技のトラック種目女子オムニアム銀メダリスト、梶原悠未(28、TEAM Yumi)の弟・彪吾さん(ひょうご、享年・26)の葬儀が15日、近親者のみで行われた。梶原は「小さい時から一緒に遊んできた。その思い出と共に弟の強さを体に乗せて走っていきたい」と、決意を語った。

彪吾さんの肺にがんが見つかったのは今から2年ほど前。彪吾さんは通院して抗がん剤治療を続け、自宅で療養生活を送った。しかし昨年10月、医師から余命宣告を受け、今月13日に、肺がんのため亡くなった。

梶原は、例年1月は温暖な気候の沖縄で日本代表の合宿に参加するが、病床の弟と向き合う時間を大切にしたいと、練習拠点の静岡県・伊豆に留まり弟の最期を看取った。「苦しくて息切れしている時でも『ありがとう』って周りを気遣ってくれて、弟から家族を大切にすること、人を思うこと、人に優しくすることを教えてもらった」。