きょう、皇居で皇室の新年の行事「歌会始の儀」が行われ、初めて出席した悠仁さまはトンボを題材に歌を寄せられました。

きょう、宮殿・松の間で催された「歌会始の儀」。今年のお題は「明(めい)」。国内外から集まった1万4600首の中から選ばれた作品10首が詠み上げられました。

今年は秋篠宮家の長男・悠仁さまが初めて出席されました。

去年9月、皇室で40年ぶりとなる成年式を終えた悠仁さま。年が明け、「新年一般参賀」や「講書始の儀」など皇室の伝統行事に成年皇族として初めて出席されました。

歌を寄せられるのも初めての経験。悠仁さまは大好きなトンボを題材に選ばれました。

「薄明かり 黄昏とんぼは 橋のうへ 青くつきりと 俊敏に飛ぶ」

夕方の空と鮮やかな青いトンボ「マルタンヤンマ」とのコントラストを表現し、歌会始の“デビュー”を飾られました。

また、天皇陛下は…

「天空に かがやく明星 眺めつつ 新たなる年の 平安祈る」

陛下は毎年、元日の夜明け前から装束姿で祭祀にのぞまれていて、皇居から空を見上げた際、ひときわ輝く金星が美しかった思い出を歌に寄せられました。

皇后さまは…

「メダル掛け 笑顔明るき 選手らに 手話で伝へる 祝ひのことば」

去年11月、皇后さまは陛下と愛子さまとともに、日本初開催となった「デフリンピック」の競技会場を訪問。観戦に先立って、手話を学び、試合後には選手らに「おめでとう」などと手話で伝えられました。

去年行った国際親善について詠まれた皇族方も。

愛子さまは「日本語を 学ぶラオスの 子どもらの 明るき声は 教室に満つ」、佳子さまは「ブラジルと 日本で会つた 子どもらの 明るい未来 幸せ願ふ」と海外公式訪問で経験した若い世代との交流を歌に寄せられました。