危険伴う作業にチャレンジ

人間のように空間を認識し、判断することが出来る自律型のロボット、フィジカルAI。

たとえば、どのような場面で活躍するのでしょうか?

安川電機 ロボット事業部 伊藤毅さん
「手術が終わった医療器具を仕分けして洗浄するという工程のチャレンジをやっています。人が現在やっているんですけれども、その作業を行うということは、人の感染リスクがあったり、刃物を触ったりするのでけがをするというリスクがあります。いわゆる人の感覚が必要なんだけど、非常にリスクがあるという現場でこのロボットを入れたいというモチベーションがあった現場です」

提供:安川電機

1月上旬、東京で開かれた国際ロボット展でも、そのデモンストレーションが行われ、課題を抱える多くの企業の関心を集めていました。

安川電機 ロボット事業部 伊藤毅さん
「ロボットを使いたい方々というのは、やはりプログラムで実現出来ない壁があって、それは人にまつわる認識や判断というところがあって、それを(AIの)技術で突破するというようなニーズがあれば、そのいわゆる産業の発展も確実にあるというふうに感じ取れたのが手応えです」

一方で、理想を追求するには、まだまだ課題もあると言います。

安川電機 ロボット事業部 伊藤毅さん
「今は、いろいろな用途に特化した、その学習がされたAIというのが使われているのが現状です。それぞれの認識と判断をどう組み合わせるかみたいなところが一つ、技術的に難しいところがありまして、それができると、物を使う上での専門性がなくても使えるようになるんで、技術者じゃなくてもロボットを使うような世界になってきて、社会の中にロボットがいる風景というのが違和感がなくなってくる」