年間30万円以上かけても「心がワクワク」
ライブ当日。
開演は午後5時だが、昼ごろに会場周辺に着くと、すでに多くのファンが集まり、メンバーののぼり旗の前で、写真撮影などを楽しんでいた。
筆者と同様に地方から参加したファンは少なくなかった。
ライブ参戦が趣味で、今回山口から参加した女性(60代)の年間の推し活費用は、30万円ほど。
「推し活は心がワクワクする」
普段はメイクしないそうだが、ライブ当日はばっちりメイクで臨んでいた。
長崎から参加の女性(10代)は、今回航空券だけで3万円、グッズ代は2万5000円分購入した。
「東京まで来たら、1回の遠征で10万円は超える」
オリジナルうちわとペンライトを握りしめて
ライブ中は、満を持して購入したオリジナルうちわにペンライトを手に、約5万5000人のファンとともに、2時間のライブを満喫した。
推しのパフォーマンス、ファンと一体になった瞬間、会場全体がペンライトの光で染まる光景――すべてが新鮮で、心が震えた。
当選の連絡から、ライブまで約2か月。ライブ当日だけではなく、準備の楽しさ、ファンとのつながりを感じられる期間すべてが「推し活」だった。
余韻は続く
◆ ◆ ◆
ライブ中、サプライズもあった。ライブの映像化が発表されたのだ。発売は3月。あの日の感動を、何度でも追体験できる。ワクワクは、まだまだ続きそうだ。
40代で初めて踏み出した推し活。不安だった遠征は、SNS で繋がった仲間、会場で出会ったファン、そして推しのパフォーマンスによって、かけがえのない経験となった。年齢なんて関係ない。あなたも、何かに夢中になってみませんか? (取材:照屋貴奈)














