中野市が、市営住宅に住んでいて死亡した人が遺した現金50万円などの遺品の所在が分からくなったとして、13日に警察に被害届を提出しました。

中野市によりますと、所在が分からくなっているのは、市内7か所の市営住宅のうちの1つに住んでいて亡くなった人が遺した現金およそ50万円や通帳などの遺品です。

市では、2022年4月に、中野警察署から、遺族が引き取らなかったとして遺品を受け取り、封筒に入れて市営住宅を管理する都市建設課と会計課で保管していましたが、2025年11月に、事務手続きをしようとしたところ、なくなっていたことが分かりました。

市では、退職者を含めた2つの職場の関係者に聞き取りを行うなどしましたが、所在が分からなかったことから、盗難の可能性もあるとして13日に警察に被害届を提出しました。

警察から預かってから3年余り経ってから事務手続きをしようとしたことについて、市では、「担当者が事務を怠っていた」と説明しています。

また、警察から預かった際には、警察側が提示した遺品と現物があることを確認して封筒に入れたということですが、リストを作ることはしていなかったとしています。