■「頑張って」がプレッシャーに?親ができる最高の「送り出し」
親としては、どうしても口にしたくなる「頑張って」の一言。しかし橋田さんは、当日の朝に限っては、その言葉を飲み込む勇気が必要だと話します。
(総合学習塾fit 講師・橋田康平さん)
「受験生は、言われなくても頑張っています。負担を感じる声かけはおすすめしません」
では、どんな言葉なら安心できるのか。正解は、拍子抜けするほど日常的な言葉でした。
(総合学習塾fit 講師・橋田康平さん)
「おすすめは、いつも通りの『いってらっしゃい』です。試験当日に、日常を感じさせる言葉を聞くことで、子どもは安心感を得ることができるのです」
■不安を打ち消す「直前学習」と「心の準備」
学習面での直前対策について、橋田さんは「新しい問題や難問には手を出さないこと」を強調します。
解けない問題に直面して自信を失うリスクを避けるためです。
前夜や当日の休み時間は、地理、歴史、公民や理科系科目といった「暗記科目」の見直しに徹するのが得策。
基本的に新しい難問はNGですが、傾向が固まりきっていない導入2年目の「情報」だけは例外です。「こういう出題もあり得る」と目で見て確認し、ショックに対する“免疫”をつけておくだけでも、当日のパニックを防げます。
解けなくて落ち込む必要はありません。
そして何より大切なのは、「アクシデントは起きるもの」と腹を括ること。
周囲の物音や試験官からの予期せぬ指示など、何が起きても「想定内」と捉える心の余裕が、揺るがない強さを生みます。














