パリオリンピック™金メダリストの櫻井つぐみさんが高知県警の1日課長を務めました。さらに、レスリング仕込みのトレーニングも指導。参加した警察官たちにとってもハードなメニューとなったようです。
1日通信指令課長を務めたのは、高知県香南市出身でパリオリンピック金メダリストの櫻井つぐみさんです。1月10日の「110番の日」を前に、110番の正しい使い方を広めてもらおうと、県警が委嘱。模擬通報の対応に挑戦しました。

▼櫻井つぐみさん
「緊急通報警察110番です。事件ですか事故ですか。この事故であなたと相手の方を含め誰かケガをした人はいませんか」

県警によりますと、2025年受信した、110番通報のうち半分近くがいたずらや相談など、緊急ではない通報でした。県警は、免許の更新方法や落とし物の問い合わせなど、緊急でない時は相談ダイヤル#9110に電話するよう呼びかけています。
▼櫻井つぐみさん
「緊急ではない方が(110番で)連絡することがあることにも驚いたので、正しい使い方を自分たちはしっかりしていかなければならないし、自分たちが安心して過ごせているのは、こういった方(通信指令室の方)がいるおかげだと改めて感じました」

ひと仕事終えた櫻井さん。午後は、女性警察官など50人を対象にトレーニングを指導しました。県警としては初めての試みで、開始直後から腕立て伏せや手押し車など、ハードなメニューが続きます。

▼参加者
「結構、おなかとかに力を使うなと思いました」
タックルの体勢から人を持ち上げて運んだり、仰向けの相手と手を組んで腕の力だけで引きつけたりと、レスリングならではのメニューも。また、寝技を活用して、容疑者におさえ込まれた時に体を返す、実践的な練習も行われました。参加者の中には、元白バイ隊員や多くのスポーツ経験者がいますが、なかなか厳しい体力づくりとなったようです。

▼警察官
「腰がすごく痛くなったので、あす当直なんですけど心配です」
▼警察官
「ふだんあまり運動しないので、これを機に少しずつ運動して力を身につけていきたいと思いました」
▼櫻井つぐみさん
「パワフルな方がたくさんいると思いました。自分ができることがあったら、こういった呼びかけもしていきたいと強く思いました」

県警は今後、女性の警察職員を増やしたい考えで、トレーニング内容の一部を警察学校の授業にも取り入れる予定です。














