病気に身体むしばまれ 死を望むように

死亡した、当時84歳の妻は、膠原病や骨粗しょう症などを患い、要介護認定を受けていた。
事件の2週間前には病状が悪化。背中に激しい痛みを訴えて寝たきりとなり、妹に「死にたい」と漏らしていた

周囲から評判となるほどに、仲睦まじい夫婦だった。
夫は、献身的に妻の介護を続けた。
だが妻は、そんな夫に対しても頻繁に「死にたい」と話すようになっていく。
病苦にむしばまれる辛さは想像を絶していた。

事件の1週間前には、妻は、夫が不在の時を狙い、自宅で首を吊り自殺を図っていたが、不自由な身体でそれを遂げることはできなかった。

苦しむ姿を見かねた夫

妻の苦しむ姿を見かねた夫は、その希望を叶えた上で、自身も後を追うことを考えるようになる。
ホームセンターで、ロープや練炭などを購入して、その場所を探すようになる。