6日、島根県東部を震源とする最大震度5強を観測する強い地震がありました。

山口県内では山口市など7つの市や町で震度3を観測しました。

専門家は山口県内でも地震が起きる可能性があり、備えが必要と指摘しています。

山口大学 三浦房紀名誉教授
「鳥取県、島根県については日本海の沿岸に沿って内陸にずっと活断層がたくさんあるんですね。だから地震の発生しやすい帯のようなところがありまして、その中で起こった地震というふうに考えてます」

地震工学・防災工学が専門の山口大学の三浦房紀名誉教授が、今回の地震について見解を示しました。

山陰地方では1997年6月にも島根県益田市で震度5強を観測する地震が発生し、山口県内でも旧阿東町で大きな被害が出ました。

山口大学 三浦房紀名誉教授
「過去地震も起こっている地域ですから、やはり山口県の私たちもいつ地震が起こっても大丈夫なような、備えをしておく必要はあると思います」

いつどこで地震が起きてもおかしくない状況が、南海トラフ巨大地震が起きるまで続くとみています。

山口大学 三浦房紀名誉教授
「今ですね、西日本は相当地震のエネルギーがたまっているとみられるんですね。残念ながらですね、今そういう時代になっているんですね」

2025年12月、山口県は南海トラフ巨大地震による死者数などについて、新たな被害想定の速報値を公表しました。県内の死者数は津波や建物倒壊などで502人、けがをする人は1504人とされています。

山口大学 三浦房紀名誉教授
「被害想定はどういう原因でどういう被害が起こるかを明らかにするのが大きな目的なんですね。原因を絶ってしまえば、消してしまえば誰もけがをしなくてすみますし、ましてや命を落とすことはありませんのでね」

今回の地震を教訓に家具の固定や食料品の確保、非常用持ち出し袋の用意など、基本的な備えを改めて意識してほしいと呼びかけています。