「もみ消される」通報阻んだ福井県庁の“組織風土”
杉本氏は調査に対し「相手が優しく対応してくれたので好意を持っていると誤解した」などと弁解しています。これに対し、被害者は人事権を持つ県政トップからの不利益を恐れ、返信を拒絶できなかったとしました。「狭い福井の中で噂が立って家族に迷惑がかかるのではないか」。被害者は二次被害を心配し、セクハラの公表に踏み切れなかったと話しています。
さらに被害者が上司に相談しても、事態が軽視され、所管する人事課に情報が提供されていませんでした。被害者は「最悪の場合もみ消されることもあると思った」と供述していて、報告書は「福井県庁にはセクハラ被害を通報しにくい組織風土がある」と指摘しています。














