宮崎空港の出発ロビーに設置されている、行き先や時刻を案内する表示機。
その音から「パタパタ」と言われるものなんですが、6日でその役割を終えました。
「パタパタ」は全国でも珍しく、県民からは惜しむ声が上がりました。
(丸山敦子記者)
「空港で多くの人たちを見送ってきたこのパタパタ、きょうで見納めとなりました」
飛行機の行き先に出発や到着の予定時刻を案内する「反転フラップ式案内表示機」、通称「パタパタ」。
宮崎空港ではターミナルビルが新しくなった1990年から使われていますが、デジタル化が進んだ今、全国的には非常に珍しい表示機です。
しかし、宮崎空港ビルは来年開催される宮崎国スポ・障スポに向け、最新の保安検査機器を導入するため、その工事に伴って、出発ロビーの「パタパタ」の運用をきょうで終了することにしました。
(宮崎空港ビル 前田剛宏常務)
「当初、移設を検討していたのですけど、非常に部品の調達や移設費の問題などさまざままな要因がありまして、我々も泣く泣く断念しまして、回収後はモニターでのご案内という形になります」
到着ロビーと搭乗ゲート内の「パタパタ」は引き続き使用されるものの、出発の風景が変わることに県民からは惜しむ声が多く上がりました。
(県民)
「さみしい…さみしい」「最後見れてよかったね」
「今まで小さいときから見ていたので、なんかないと思うとすごく悲しい」
正月に合わせて帰省したというこちらの女性は、動く瞬間を写真に収めようと10分ほどその時を待ちました。
(Q.撮れました?)「撮れました!よかった~!」
35年間、県民の出発を見送ってきたパタパタ。
6日でその役目を終えました。
(宮崎空港ビル・前田剛宏常務)
「1990年から35年間、365日毎日動いていただきましたので、まずはご苦労様ということだと思っております。ただ、1階の到着ロビーや保安検査場を通過した後のゲート内の案内板は、引き続き、このパタパタが頑張って動きますので、そういうところでも宮崎空港らしさというのを感じていただければと思っております」
保安検査場の改修工事は7日から3月24日まで行われます。
工事に伴い、保安検査場の場所が変更されるため、宮崎空港ビルは飛行機を利用する際は時間に余裕を持って来てほしいとしています。
注目の記事
「検察に自浄作用はない」元トップからの性被害訴える女性検事が涙の辞職「言葉にできないほど悔しい」 なぜ被害者が守られなかったのか…“組織の隠ぺい体質”究明へ闘い続ける覚悟

「娘は医療ベッドに横たわって、生気を感じられない人形のような目でした」通園バス園児置き去り事件から4年「加害者たちは忘れていく」父親が語る怒りと後悔...遺族が再び取材に応じた理由【前編】

<どこで「死の瞬間」を迎えますか?>「自宅での看取り」に必要なことは… 医師とのつながり、看取りの“指示書” 慌てて119番で「変死」扱いになることも

「2・9・6・0」 娘が残した最後のメッセージ 命がけで守った口座には“母娘の夢” 死刑求め続けた母 19年目の告白【名古屋 闇サイト殺人事件 前編】

熊本地震1か月 企業防災訴える震災遺族の思い「息子と同じ構図」イオンモール熊本の爆発事故

阿部寛さんから、余命宣告を受けた夫“ヒロシ”に届いたハガキ…大ファンだった夫は「今も近くでVIVANTを観ていると思います」









