2023年4月の静岡市長選挙をめぐり、市議会最大会派の自民党市議団は12月16日、元副知事の難波喬司さん(66)の推薦を決めました。難波さんは、さらに第2会派の創生静岡とも政策協定を結び、支援体制が広がっています。

静岡市長選に出馬を表明している元副知事の難波喬司さんは12月16日、市議会最大会派の自民党市議団から推薦状を受け取りました。

<静岡市長選に出馬を表明 難波喬司さん>
「ご推薦いただきありがとうございます。しっかりとみなさんと一緒にできますように」

ただ、自民党内には、市議団の決定を疑問視する声も少なくありません。12月15日の静岡支部の集まりでは、自民党と対立する川勝平太知事を長年支えてきた難波さんの推薦に反対する党員もいました。

<自民党静岡市議団 鈴木和彦会長>
「川勝さんといろいろなことがありましたが、そういうことを払しょくするお話が(難波氏)とできた。やはり、人には誤解がどこかにあって払拭していかないとできないので。そういうものがきれいにできたということ」

自民党市議団は推薦にあたって、難波さんと14項目の政策協定を結びました。その中には、以前、川勝知事が提唱した県都構想を否定することを念頭に置いた「政令市の権限強化」や「リニア新幹線事業の推進」など、知事との結びつきをけん制するような内容も盛り込まれています。

<静岡市長選に出馬を表明 難波喬司さん>
「リニアの問題でも、川勝知事と価値判断が一致していたわけではありません。県都構想については(当時も)賛成の考えを持っていませんでした。政令市として、しっかりやっていくのが1番大事なこと」

また、難波さんは16日昼前、すでに支援を表明していた市議会第2会派の創生静岡とも政策協定を締結しました。

静岡市長選には自民党所属の県議、山田誠さん(60)も出馬を表明していますが、自民党静岡支部は15日、推薦しないことを決定しました。