「スポーツをしている人」は聖人君子?
アスリート出身で今もスポーツ指導に携わる立場から、厳しい言葉で現状を痛烈に批判する大峰さん。しかしスポーツ全般に否定的な考えを持っているわけではない。
ただ、時に大きな熱狂が生まれ、過剰に感動を煽る空気や称賛に包まれるスポーツ界には警鐘を鳴らす。行き過ぎた称賛は異様な空気や同調圧力を生み、そのチームにとって都合の悪い事実を見えにくくするからだ。
「スポーツは “人格形成” につながることもあります。もちろんありますが、世の中の部活動をやっているみんなが人格的に磨かれていますか? スポーツをやってきた人がみんな清廉潔白ですか? 聖人君子ですか? ありえない話です」
全国で活躍する強豪校やスポーツチームのハラスメント問題が大きく取り上げられた2025年。SNSなどネット上は、チームに対する批判や中傷で溢れかえった。
「過剰にアスリートや指導者が人間的に素晴らしいと広まっていくことは、逆に問題が起こったときにすごく叩かれることにもつながっていく」
「SNSで様々な不祥事が隠せない時代になっていると思います。隠してもいずれはバレていく。だからスポーツに携わる人たちから変えていかなきゃいけない」














