イメージ画像「優勝旗」

「私の時代は、完全に目標は顧問が決めていました。『全国大会に行くぞ』『インターハイ何位を目指すぞ』と全部顧問が決めるんです。それに生徒は『ハイ』『イエッサー』と、ついていく。すごく気持ちいいんです、顧問側は。みんなにハイハイ言われて」

「部活動っていうのは、ものすごく魔物です、ものすごく魅力がある」

“無意識” に部活が生活の中心に

勉強会に参加した学校関係者の一人は、ある部活生の言葉を紹介した。

勉強会に参加した学校関係者:
「今後の進路に参考になる研修会に誘っても、『部活動を休めない』と参加を断る生徒がいる。進路のために勉強も頑張っている生徒なのに。生徒たちの中で無意識のうちに、『部活動は休んじゃいけない』という感覚が植え付けられているんじゃないか」

「空気」や「無意識」が生徒の行動を規律してきた部活動。大峰教授も、「周囲の空気感といろんなものが交じり合って成り立ってきたことが、今の問題につながっている」と指摘する。

教員たちも同じ悩みを抱えてきた。部顧問を強制されてきたと感じる教員たちは少なくなく、過重な負担の軽減を求め悲痛な声をあげる。