アメリカのトランプ大統領は治安維持を理由に各地へ派遣している州兵について、ロサンゼルスなど3都市から撤収させる方針を表明しました。

トランプ大統領は12月31日、カリフォルニア州ロサンゼルスとイリノイ州シカゴ、オレゴン州ポートランドの3都市に派遣している州兵を「撤収させる」と自身のSNSで表明しました。

派遣によって「犯罪は大幅に減少した」と主張したうえで、犯罪が増加した場合には「より強力な形で戻ってくるだろう」としています。

3都市は野党・民主党の地盤で、トランプ氏は「連邦政府が介入しなければ崩壊していた。無能な民主党の市長や知事が撤収を求めているのは信じられない」と民主党を批判しています。

州兵の派遣をめぐっては、連邦最高裁が12月23日にイリノイ州への州兵派遣は当面認められないとの判断を示すなど、トランプ政権に不利な司法判断が続けて出されています。