南三陸町では年越しや正月用の食材を格安で販売する恒例の「おすばで祭り」が開かれ大勢の買い物客で賑わいました。

南三陸町の志津川仮設魚市場で開かれた「おすばで祭り」には旬のアワビや特産のタコなどを販売する25の店が並びました。

「おすばで」は酒の肴という意味の三陸地方の方言です。

正月用の食材が通常より3割ほど安く販売されるこの催しは年末の風物詩となっていて訪れた人たちは次々とお目当ての品を買い求めていました。

買い物客:「お目当てはアワビ、刺身で食べたい。」

買い物客:「タコとホタテとノリとマグロ(を買った)。親戚にあげて、自宅でゆっくり食べる。」

また、会場では南三陸高校の生徒たちが作った志津川産のタコが入ったシチューも販売され訪れた人たちは体を温めながら年の瀬の買い物を楽しんでいました。