東根市では新年への願いを込めた「年越しそば」を市民が参加して作る催しが開かれました。

「トントントン」



ひきたて、うちたて、出羽かおり100%の年越しそばです。

東根市の施設「東の杜」では、年末年始の手作り講座として様々な催しを行っていて、きょうはそば打ち講座。地元のそば打ち名人が指導するとあって大賑わいです。

これはそばの生地を均一な厚みにしていく「延(の)し」の工程です。

そば打ちの工程は16もあるそうでその中で大切なことを名人に尋ねてみると…


初代宗家草宿流家元 草宿宗道さん「やっぱり気持ちだべね、精神統一」



参加者は「(そばの)いい香りをかぎながら作れること。子どもにおいしいそばを食べさせたくて作った」

「いろいろケガがあったので、(新年は)丈夫でそばのように長く生活したい」



新年への希望を込めて自らの手で作る年越しそば。家族や健康への思いが隠し味になるようです。