激動の1年の未来が気になるニュース。田久保真紀前市長を巡って揺れた伊東市政です。市民が選んだ市長による市政の混乱。トップの資質と有権者の判断が問われました。
「学歴詐称」と「辞任撤回」

<伊東市 田久保真紀市長(当時)>
「さぁ、伊東の政治を変えていくぞ!」
2025年5月下旬から10月末まで伊東市の市長を務めた田久保真紀氏。5月の市長選では新たな図書館の建設中止などを訴え、支持を集めました。
しかし、就任後ほどなくして学歴詐称疑惑が浮上します。

<田久保市長(当時)>
「卒業は確認ができませんでした。除籍であることが判明しました」
7月2日の会見で、田久保氏は最終学歴としていた「東洋大学卒業」について「除籍」だったと明らかにしました。
7月7日には「必要な手続きを終えましたら速やかに辞任をしたい」と表明しましたが、そのわずか24日後の7月31日。
<田久保市長(当時)>
「最後までこの地域を守り抜くこと。必ず結果で皆さんにお返しをしていきたい」
辞任を撤回し、続投を表明しました。














