北朝鮮の金正恩総書記が、ミサイルや砲弾生産の状況を視察したと、北朝鮮メディアが伝えました。

朝鮮中央通信は26日、金正恩総書記が重要軍需工業企業所を訪れ、ミサイルや砲弾生産の状況を視察したと伝えました。

金総書記は、「新しい軍需工業企業所の設立や工場の生産構造のより効率的かつ実用的な更新など、軍需産業の近代化が必要である」と指摘。

「戦争抑止力を向上させる上で、特にミサイル・砲弾生産部門が最も重要な位置にある」とし、「第9回党大会では、近代化および生産計画の目標を無条件に受け止め、責任を持って貫徹できるように徹底した準備を整えなければならない」と強調しました。

そのうえで、金総書記はこの日、第9回党大会に提起する重要軍需工業企業所の近代化計画文書の草案を批准したということです。