「加害者は被害者が払う税金で暮らしている」
「加害者は、被害者が払ってる税金を使って暮らしているわけです。3食無料です。病気になれば、警察病院が面倒を見てくれます。普通に刑期を務めれば、わずかですけども懲役のお金を出る時にもらえます」
「これっておかしいな、と思うんです。私たちが飲食店でごはんを食べてパッとお金を払わずに出たら、どうなりますか?逮捕されますよね。お金を払わなかったから。生きていくために食べてるわけですよ。でも、お金を払わないと食べれないんです。逃げたら逮捕される」
「刑務所、拘置所の中では、3食が確保されてるわけです。誰のお金で?われわれ含めた国民のお金です。病気になったら、治療費も払わずに治療してもらえる。私たちは病院に行ってお金を払わなかったら、どうなりますか?後で追及されてどうされるか、やったことないか分かりませんけど・・・ただでは済みませんよね」
「法務省の人に聞いたことがあります。『刑務所にいる被告人は、日本国民ですか?』日本国民って、われわれが知ってる日本国民というのは、三大義務を果たすというように聞いてます。納税の義務です。15歳以上で働くっていう労働の任務があります」
「もう1つは税金です。税金を払う、働かないといけない、教育を受けてこの3つをやって初めて日本国民と聞いてますよね。(刑務所にいる被告人は)何もやってないですよね。だからどうするか、平等に扱うんです。働かせて何が悪い?ということです」
「北海道の開拓の時代、足に鎖をしてロシアが攻めてこないように道路整備をして、その中で二百何十人が亡くなったっていうことがありますけど、そこまでひどいことはないにしても、1日頑張って1万円ほど稼ぐ。労働して何が悪いっていうことです」
「労働して得たお金で食費を払うんですよ。税金も払うんです。病気になったら療養費も払うんです。残ったものを被害者にあてる。あるいは自分が出所する時に少し持って出るお金を貯めておく。それに使って何が悪いんですかっていうことでしょう。そうすると国がお金を出さなくても済むじゃないですか。わずかのお金で済むはずです。それを平等に扱えということなんです」
「被害者だけを取り上げて、『被害者だけに何とかする』というような考えではありません。加害者も被害者も人間である以上イコールです。イコールならイコールの扱いをしてほしい。それがなぜできないのかということも考えてほしいわけですね。何に遠慮してるのかなと私は思います」














