中国による日本への渡航自粛の呼びかけが続く中、先月の全国の百貨店のインバウンド売り上げ高は2.5%減少しました。

さきほど発表された全国にある百貨店の先月のインバウンド売り上げ高は502億円で、前の年の同じ月より2.5%減少しました。

客数は50.8万人で、4か月ぶりのマイナスです。

▼高額品などの販売が伸び悩んだほか、▼韓国と香港からの客の売り上げが大きく減少したことが要因です。

また、中国が先月14日から日本への渡航自粛を呼びかけている影響で、下旬以降、徐々に中国人の客数が減少したことも売り上げに響いたとみています。

インバウンド売り上げ高は、10月、中国の「国慶節」に伴う大型連休で客数が増え、8か月ぶりにプラスに転じたばかりでした。