部下などに対し、股間を触るなどのセクハラ行為を50回以上繰り返したとして、愛知県岡崎市の消防署に勤務する、50代の男性係長が停職の懲戒処分を受けました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは、岡崎市の消防署に勤務する、50代の男性係長です。岡崎市消防本部によりますと、この男性係長は今年4月から8月までの間に、複数の男性職員に対し、お尻や股間を触る、耳に息を吹きかける、着替えを覗き見るなどの行為を繰り返したということです。

また、同僚の男性職員がパソコンのマウスの操作中に手を重ねるなど、これらのセクハラ行為はあわせて50回以上にものぼるということです。
今年9月中旬に、被害を受けた職員が相談窓口へ届け出て発覚しました。男性係長は消防本部の調査に対し、「職員を元気づけるためのコミュニケーションの一環だった」「認識不足で反省している」と話しているということです。

この男性係長は、今年3月にも、異性の同僚に対しSNSで体型や容姿に関するメッセージを送り、精神的苦痛を与えたとして「戒告」の懲戒処分を受けたばかりでした。














