2024年の衆院選で、山口3区の林芳正総務大臣の陣営が支払った労務費をめぐる問題です。林総務大臣の事務所は25日、選挙運動費用収支報告書を訂正しました。
この問題は、2024年10月の衆院選で、林総務大臣の陣営がポスターの維持管理などの名目で支出した「労務費」について、受け取っていない人がいるなどと指摘されているものです。
林総務大臣は「必ずしも実態に合致しない領収書が出納責任者に提出されていた」と明らかにしていて、選挙運動費用収支報告書を訂正する考えを示していました。
林総務大臣の事務所は、いずれも住所の欄に山陽小野田市と記載された13人への労務費、合わせて13万円分を削除する形で選挙運動費用収支報告書を訂正しました。
この問題をめぐっては、神戸学院大学の上脇博之教授が12月1日、陣営の出納責任者に対する公選法違反や有印私文書偽造などの容疑の告発状を広島地検に送っています。














