福岡市が管理する漁港でプレジャーボートが不法係留されていた問題で、市は、歴代の農林水産局長ら在職中の職員5人を処分しました。

この問題は、福岡市が管理する6つの漁港で漁船以外の係留が禁止されているにもかかわらず、漁協支所が市の許可を得ずに係留場所を一般のプレジャーボートに有料で貸していたものです。

市は、長年にわたり適切な管理を怠った責任があったとして問題が確認された1999年から現在までの歴代の農林水産局長3人を文書訓戒、歴代の水産部長2人を口頭訓戒の処分としました。

今回の「訓戒」は、本来であれば公表の対象となる処分ではなく、市は、「市民に心配をかけたため発表した」としています。