今年も“暑い”一年でした。今年の日本の平均気温は過去3番目の高さとなる見通しです。

気象庁によりますと、今年の日本の平均気温は平年と比べてプラス1.25℃と、1位だった去年、2位のおととしに次いで、統計開始以降3番目に高い値となる見通しです。

▼夏から秋の前半にかけて、寒気と暖気の境目である偏西風が平年より北寄りを流れ、日本の上空が暖かい空気に覆われやすかったことや、▼日本付近で高気圧の勢力が強い時期があったことなどが高温の原因だということです。

気象庁 異常気象情報センター 及川義教 所長
「こうした高い気温が普通の状態になっていくということも十分考えられる。社会としての適応策を考えていく必要がある」

一方、降水量については、梅雨が短かったことなどから、東日本の太平洋側ではかなり少なくなる見込みだということです。