万博運営費の黒字、最大で370億円になる見通しです。

 10月に閉幕した大阪・関西万博の運営費をめぐっては、博覧会協会はこれまでチケットの売り上げが損益分岐点を超えるなどし、最大280億円の黒字が見込まれるとしていました。

 こうした中、12月24日に開かれた理事会で協会は、ミャクミャク公式グッズの売り上げが上振れしたことなどから、これまでの予想よりさらに多い320億円から370億円の黒字になる見通しだと明らかにしました。

 (博覧会協会 十倉雅和会長)「ひとえに多くのみなさま方にご利用ご入場いただいて、入場券を買っていただいたおかげだと思いますし、ミャクミャクはじめ、グッズのライセンス収入等も大きく貢献した」

 黒字となった運営費の使い道は、25日に初めて開かれる国の成果検証委員会で議論されます。