きょう12月24日はクリスマスイブ。音楽にケーキに、とクリスマスムード一色です。

 空港内に響くハンドベルの音色。日本航空の国内便の搭乗口では、スタッフらがクリスマスソングを演奏しました。

 乗客にはサンタクロースなどに扮したスタッフがクリスマス限定デザインのステッカーをプレゼント。このイベントは25日も一部の便で行われます。

 また、近鉄百貨店では色とりどりのクリスマスケーキが並びます。今年のケーキ売り場にはある特徴が…。

 クリスマスといえばホールケーキ、と思いきやカットケーキも充実!中にはホールケーキより数や種類を増やして展開している店も。お客さんに、なぜカットケーキを選んだのか聞いてみると…

 (客)「(Qホールにしない理由は?)子どもが生クリーム苦手でチョコなら食べるっていうので」
 (客)「ちっちゃいケーキ(カットケーキ)を2つ買いました。選ぶのも楽しい。味も『ちょっとちょうだい』とかできる」

 世帯人数の変化やコロナ禍などをきっかけに、1つのケーキではなく、それぞれ好きなものを食べるようになったことで、年々カットケーキの人気が高まっているそうです。さらに今年はホールケーキにも変化が。

 ホールケーキといえば4人分から6人分の大きなサイズが主流でしたが、近年では1人分から2人分の小さいものも種類が増加しています。

 クリスマスケーキも多様化する時代。売上にも変化があったといいます。

 (近鉄百貨店・広報担当 前川那央さん)「ブランドによってはカットケーキのほうが売り上げを越しているというブランドもあって、これからちょっとずつ(売れ方が)変わってくるのかなと思います。1年に1回のクリスマス、家族や友達、親しい人、1人で楽しむ方もいると思う。それぞれのクリスマスを楽しんでいただけたら」