新しい保存技術を使って腐りにくくなった炊き込みご飯が、富山市の電鉄富山駅で無料配布されました。
配布されたのは魚津市の特産加積りんごが入った「かづりんごはん」で、県の食品研究所と滑川市の総菜販売メーカー柳澤工業が共同開発しました。

保存に食品添加物ではなく無添加の梅酢を使っているのが特徴で、ごはんが腐敗する原因となる菌の増殖を抑え、消費期限を通常の2倍の48時間まで伸ばすことができたということです。

この日は電鉄富山駅で、登校前の朝食が不規則になりやすい高校生以下を対象に50食限定で無料配布されました。

かづりんごはんは、富山県内の子ども食堂で販売予定で、県の担当者は「新しい保存技術を知ってもらい県産の食材を多くの人に食べてもらいたい」としています。















