12月24日クリスマスイブは、東京でいうと晴れる確率が1991年~2020年の30年間で93.3%と、1年で最も高い日です。ただ、今年は前線を伴った3つの低気圧が日本列島に近づいてくるため、全国的に雨のクリスマスイブに。東京も10年ぶりに雨のイブとなりそうです。

沖縄から北海道まで、一日を通して広く雨が降ったりやんだりでしょう。傘が手放せない一日となりそうです。暖かい空気が流れ込む影響で、北日本でも、きょうは降るものは雪ではなく雨でしょう。各地で本降りとなり、沿岸部を中心にザッと雨が強まる時間帯もありますので、きょうは大きめの傘をお持ちください。

【きょうの各地の予想最高気温】
札幌 : 6℃  釧路 : 6℃
青森 : 9℃  盛岡 : 5℃
仙台 :10℃  新潟 :11℃
長野 :11℃  金沢 :16℃
名古屋:13℃  東京 : 7℃
大阪 :15℃  岡山 :11℃
広島 :12℃  松江 :13℃
高知 :16℃  福岡 :15℃
鹿児島:20℃  那覇 :23℃

全国的に見ると平年より気温の高いところが多く、比較的暖かい雨でしょう。ただ関東地方に限っては冷たい空気が残るため気温が上がらず、東京の予想最高気温は7℃と真冬並みの寒さに。冷たい雨の一日となりそうです。

そしてクリスマス当日、12月25日(木)の天気は、明け方まで広く雨が降り続くでしょう。朝になると日本海側や東北など雨が残るところもありますが、関東地方などは次第に雨があがりそうです。昼過ぎには九州など西日本で晴れ間も出てくるでしょう。

ただ、夕方から夜にかけて、関東地方でももう一雨ありそうです。お出かけの際は傘を忘れずにお持ちください。

夜遅くになると、西日本の日本海側で雪が降り始め、あさっての朝には西日本から北日本の日本海側で雪の範囲が広がるでしょう。というのも、あすは上空に流れ込んでいた暖気が次第に退き、夜には西回りで強い寒気が流れ込む見込みです。そして、あさっての夜には日本列島をすっぽりと覆うでしょう。

そのため、26日(金)から27日(土)にかけて、日本海側では雪の降り方が強まるおそれがあります。帰省の際は交通機関の乱れなどにご注意ください。

太平洋側は天気は回復しますが、寒気の影響で気温ががくっっと下がります。特に27日(土)は東京の予想最高気温8℃など、各地で真冬並みの寒さになりそうです。気温のアップダウンが激しくなりますので、体調管理にお気をつけください。