熊本県玉名市の寺院で、大梵鐘(だいぼんしょう)のすすを払う「お身ぬぐい式」が開かれました。
玉名市にある蓮華院誕生寺奥之院には、高さ約4.5m、重さが37t以上あり、世界一大きいといわれる「飛龍の鐘」が納められています。

12月23日は、初めに魂を抜く「発遣之儀(はっけんのぎ)」が執り行われた後、僧侶たちが、はしごを架け、高さ6mの釣鐘の上まで登ります。
そして今年1年間の感謝を込めながら、仏様の化身とされる大梵鐘を丁寧に拭きあげ、新たな魂を入れて新年を迎える準備を整えました。

この寺院では、大みそかの午後11時から除夜の鐘をつき、新年を迎えます。














